こんにちは、発達障害の小中学生と関わりの深いtanaです。
今回は「発達障害の公立高校受験におすすめのオンライン家庭教師ってどれ?」という疑問に応えます。
公立高校受験で出題される内容は、かならず教科書範囲からと決まっているもの。
つまり私立高校のように教科書範囲外は出題されず、特殊問題を解く必要がないということ。
したがって「教科書範囲内の基礎問題へ対して、いかに多くの学力を得られるか?」がオンライン家庭教師を考える場合の大きな焦点となります。
後半で詳しくお伝えしますが他にも選ぶポイントがいくつかあるので、これらをすべて盛り込んだうえ公立高校受験におすすめのオンライン家庭教師を3選にまで絞り込んでいきます。
発達障害の「公立高校受験」におすすめオンライン家庭教師3選
あくまでも「発達障害に対応できる」「公立高校受験に最適な対応ができる」という2つの特徴を併せ持つ、とくに優秀なオンライン家庭教師のみをピックアップしました。
「学研」のオンライン家庭教師
発達障害の理解 | ◎ | 公立高校の知識 | ◎ | 講師レベル | ◎ |
公立高校に対するおもな施策 |
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このオンライン家庭教師は「高バランスを求める場合」におすすめです。
学研ということで長い歴史から蓄積された学習ノウハウがじつに豊富で、しかも発達障害をはじめ不登校対策にもかなり力を入れているためバランスの取れたオンライン家庭教師選びができます。
全国に展開する訪問型家庭教師の実績をはじめ、これまた全国展開の学研教室などから集まった膨大なデータから、細かく分析・対策が講じられるため極めて高い学習効果も期待。
公立高校受験における対策関係も必要十分で、講師も「発達障害」「公立高校受験」において、高レベルを保持しているため安心してオンライン指導を受けることができます。
管理費用が月3,300円必要というのが余計でややデメリットですが、学研の安心感を考えると範囲内。
公立高校受験における過去実績もかなり豊富で、すべてがバランスよく発達障害の中学生に極めておすすめといえるオンライン家庭教師です。
オンライン家庭教師「Netty」
発達障害の理解 | ◎ | 公立高校の知識 | ◎ | 講師レベル | ◎ |
公立高校に対するおもな施策 |
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このオンライン家庭教師は「発達障害をより理解してくれる会社」を選ぶ場合におすすめです。
まずは発達障害をしっかりと理解してほしい!という希望に的確な対応で応えてくれるのが大きな特徴で、国内においてもっとも発達障害の特性に精通しているオンライン家庭教師のひとつ。
発達障害についての理解と対応力で有名な家庭教師ノーバスが母体ということで、会社ぐるみで支援してくれるので子供の特性に沿った極めてスムーズなオンライン指導が期待できます。
公立高校へ対する知識も豊富で、過去のデータ分析・対策なども十分。
また公立高校受験に関する施策についても豊富に用意されており、発達障害・公立高校受験いずれにおいても安心して取り組めるオンライン家庭教師です。
オンライン授業は「Webカメラ&画面内共有」というもっとも勉強しやすいスタイルなので問題なく、講師レベルも至って不足のない範囲ということで受験勉強にぴったり。(参考:発達障害にぴったりなオンライン家庭教師の「使用機材」について)
発達障害をしっかりと理解し対応してくれるという部分では、極めておすすめのオンライン家庭教師になります。
オンライン家庭教師「メガスタ」
発達障害の理解 | ◯ | 公立高校の知識 | ◎ | 講師レベル | ◎ |
公立高校に対するおもな施策 |
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このオンライン家庭教師は「公立高校受験むけ実務的対策があってほしい」という場合におすすめです。
発達障害の理解についてはやや乏しさを感じますが、その代わり具体的な公立高校受験に向けた対策が豊富という部分ではかなりおすすめのオンライン家庭教師です。
講師陣についても表面だけではなく実際にハイレベルな人材が揃っており、とくに不具合なし。
全国の公立高校における知識も十分にもっているため細かなデータ分析から対策まで、しっかりとサポートしてくれるのも大きな特徴のひとつになります。
公立高校受験にむけ、より具体的でわかりやすく勉強させたいという場合におすすめです。
発達障害の公立高校受験おすすめオンライン家庭教師の比較表
※社名クリックで先ほどの解説項目へジャンプします。
比較項目 | 学研 | Netty | メガスタ |
発達障害の理解 | ◎ | ◎ | ◯ |
公立高校の知識 | ◎ | ◎ | ◎ |
講師レベル | ◎ | ◎ | ◎ |
おもな施策 |
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発達障害の公立高校受験にオンライン家庭教師を選ぶポイント
私としては、つぎの点が最低でも重要と思っています。
- 発達障害をしっかりと理解し対応できる
- 公立高校受験について知見および実績がある
- 講師陣に実力が備わっている
1つでも欠けてしまうと効果が半減するので、すべて揃っていることが大切。
さらに3つのポイントを詳しく解説します。
発達障害をしっかりと理解し対応できる
公立高校受験はもとより、まずは「発達障害への理解と対応」をチェックすることが重要なポイント。
オンライン家庭教師のウェブサイトでよく見かけるのが「発達障害歓迎」という表現ですが、発達障害を理解しようと努力する姿はまさに歓迎ですが、実際に対応できなければ意味がありません。
発達障害の中学生に勉強を教えるというのは、なかなか難しく想像以上に伝わらないもの。親御さんであれば勉強を教える難しさが良くおわかりと思います。
したがって発達障害の特性をしっかりと理解して、さらに特性に合った対応ができること。
こうしたオンライン家庭教師は極めて数少ないものですが、公立高校受験にむけて適した指導を受けるためには先だって最低必須といえる条件になります。
オンライン家庭教師選びを失敗してしまう場合の、1つの理由となるのがこの「理解と対応」の部分。
発達障害についてどの程度理解をしているのか、またどの程度理解できてどんな対応ができるのか、についてまずは徹底的に探ってみることがおすすめです。
公立高校受験について知見および実績がある
発達障害への理解と対応能力を見極めたら、つぎのポイントが「公立高校受験の詳しい知識」です。
高校受験の情報などをしっかりと把握して指導に落とし込んでいることが大切で、さらに過去問から対策を図るといった姿勢を持っていることがオンライン家庭教師選びの重要なポイント。
ただ漠然と「中学生対応」と表現されたオンライン家庭教師は、具体的な施策が見えずイマイチ。
しっかりと公立高校受験に向け具体的な施策などが構築されていることが、より高い学習効果の期待できるオンライン家庭教師であると判断できます。
たとえば公立高校受験の過去問データ分析と対策について、全国の地域ごとに集めているといった施策。
都道府県ごとに高校受験の出題内容や傾向は異なるため、実際のデータを分析・対策を図るという取り組みはより効果的な受験勉強へとつながります。
したがって「発達障害の理解と対応能力」をクリアできれば、つぎはこの「公立高校受験にむけた対応力」をしっかり探ることが合格に向け重要なポイントです。
講師陣に実力が備わっている
オンライン家庭教師の講師陣というのは、一定レベル以上の「実力」を伴っていることが必須条件です。
一般的にオンライン家庭教師はプロ講師・学生講師といった2パターンありますが、とくに重要なポイントとなるのが学生講師を選ぶ場合。
プロ講師は運営会社の方針などに精通しているため大きな問題はありませんが、大学生講師はアルバイトなので発達障害への対応・効率に優れる指導に劣る部分があります。
とくに一般募集で集まっている学生講師の場合は高学歴であったとしても、発達障害への対応力、公立高校受験にむけた指導力に必ずしも長けているとは限りません。
オンライン家庭教師のなかには「紹介制」を導入することで、大学生講師でも両能力の高い人材揃いという場合もあります。できればこうした「紹介制」などで講師が構成されているオンライン家庭教師を選ぶほうがより有意義な選択となります。
参考:発達障害向けオンライン家庭教師で「最適な講師」といえる3つの条件
まとめ
今回は「発達障害の公立高校受験にむけたおすすめのオンライン家庭教師」を解説してきました。
とくに紹介したおすすめ3選はいずれも優秀で「発達障害」「公立高校受験」において、極めて最適なオンライン家庭教師ばかり。またご自分でお探しになる場合はぜひ選び方のポイントを参考に失敗ないよう選んでみてください。
発達障害の中学生が公立高校受験をめざすとき、オンライン家庭教師はとくに2つの要素が超重要です。
- 発達障害の特性を理解して対応してくれる。
- 全国の公立高校を分析・対応してくれる。
これ以外にお話しした3つの要素が加われば、極めておすすめのオンライン家庭教師を選びだせます。
発達障害の公立高校受験におすすめのオンライン家庭教師を探すとき、ぜひ今回の内容を実践なさってみてください。