こんにちは、発達障害の小中学生と関わりのあるtanaです。
ここでは「発達障害の小中学生にオンライン家庭教師ってどんな効果がある?」という疑問に答えていこうと思います。
集中力アップ効果
発達障害の小中学生へオンライン家庭教師をすることへの効果として、第一に挙げられるのは「慣れた環境に人が入ってこない」という安心感である。
発達障害を持つ子どもは個人差はあるが、他者に近づかれることに対して健常児よりも敏感な子が多い。そのため、よく知らない家庭教師が自身のテリトリーである家や自室へ入ってくることは嫌だ、と感じる可能性が高いのである。
安心感が持てなければ勉強どころではないだろう。その点オンラインであれば、画面越しなので安心感を得やすい、というわけである。
安心感を得ることで、勉強への集中力が高まる子どもは多いだろう。
精神的な安定
第二の効果として「オンラインだと視覚刺激が少ない」ということがあげられる。
発達障害を持つ子どもは、目で見た情報を吸収しやすい、という特徴を持つことが多い。これは目で見たものを記憶しやすいという強みでもあるが、目に映るものが多かったり刺激が強いと集中できない、ということにもつながる。
例えば、家庭教師の服装や髪型が派手なものであれば、それも発達障害の子どもにしてみれば刺激になる。
色のついた服、髪の毛の色、バックの色、教科書、など、家庭教師が家に来ると目で見える刺激は激増する。そうすると勉強に集中できなくなる可能性が考えられる。
オンラインだと、多くが首から上のみが画面に写る環境だろう。
当然他者とのかかわりをすれば刺激は受けるが、刺激を最小限にしていくことがオンラインだと可能となる。結果として安定して授業を受けられる可能性が高まるのだ。
楽しさにより興味を持ちやすい
最後に第三の効果は「ゲームのような感覚でできる」ということがあげられる。
発達障害の子どもはの多くは、個人差はあるがゲームが好きな子どもが多い。それはルールのある枠組みの中で遊ぶことが好きだったり、先ほど挙げた視覚刺激に敏感なので目で見て行うゲームなどにはまりやすいからである。
普通の家庭教師だと、いかにも勉強をしないといけない雰囲気が出るが、オンライン家庭教師だとどうだろうか。
最近増えてはきているがまだ新しいコンテンツでもあり、物珍しく、大好きなゲームやテレビと同じような画面に映っている、となると興味を引く可能性は高い。
このように好きなもの(テレビやゲーム)に類似するものに興味を持ちやすい、というのは発達障害の子どもによく見られることである。
オンライン家庭教師は発達障害の子どもが興味を持つ可能性が高く、それだけでも勉強を続ける動機となり、当然効果にもつながってくるだろう。
✅ こちらも参考までに。
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