こんにちは、発達障害の小中学生と関わりのあるtanaです。今回は発達障害の小中学生へ「オンライン家庭教師を利用するときの費用」について注意点・見抜き方をお話しします。
オンライン家庭教師の費用というのは、けっこう”いい加減”なものです。
会社によって費用項目はそれぞれで、一律して明確な費用項目は決まっていないため私たち消費者側がしっかりと見抜くことが大切です。
ではいきましょう!
オンライン家庭教師の正しい費用を見抜く4つのポイント
教材費について
悪質なオンライン家庭教師でよく見かけるのが「高額教材の販売」で、数十万円もするオンライン授業用と称する教材購入を斡旋される場合があります。
そもそも論ですがオンラインに限らず、従来の訪問型も含め家庭教師というジャンルは「自宅の教材」を使って指導が行われます。したがって教材を購入する必要すらありません。
良識のあるオンライン家庭教師で使用する教材は「自由スタイル」で、高い費用の教材販売を行うということは一切ないので、私たち消費者のほうがこの事実を知って回避するという行動が重要になります。
また発達障害の小中学生ということで費用の高低はあるものの、専門教材などをすすめるオンライン家庭教師などもあります。もし費用を払ってでも教材を気に入れば購入しても構いませんが、私はいつも家庭で使う教材を利用するほうが子供も慣れているのでおすすめかと思います。
まず適正なオンライン家庭教師を見抜く1つ目のポイントが、この「教材費」です。
使用機材について
オンライン家庭教師は授業を受けるためネット環境や端末を整える必要がありますが、ここでも利益を求める悪質な業者は高額な端末などを奨めてくるので注意が必要です。
オンライン授業を受けるために準備する機材は「ネット端末」「Wi-Fi環境」の2つで、ネット端末はデスクトップ・ノート・タブレットいずれでもよく、ウェブカメラとマイクが搭載されていればOKです。
決して高額な費用のかかるネット端末などは必要なく、ZoomやSkypeなどで通信できれば大丈夫。
またネット機器の貸し出しなどを行っているオンライン家庭教師もあり、利用すればレンタル料がかかることもあります。この場合も適正な価格でレンタル費用が設定されていることをチェックしてみてください。
また余談になりますが、ときどき”手元カメラ”を使うオンライン家庭教師もあります。しかし発達障害の小中学生には向かないので選択肢から省いてください。
➝発達障害にぴったりなオンライン家庭教師の「使用機材」について
不明な費用項目について
冒頭でもオンライン家庭教師の費用科目は定まっていないとお話ししましたが、じつにバラバラで会社によってさまざまな名目で費用が設定されています。
オンライン家庭教師の費用というのは、基本的に「入会金」「受講料」の2つです。
この2つ以外に費用項目がある場合は注意が必要で、とくに私が見かける不明な費用項目が「年会費」「インターネット使用料」「管理維持費」「登録料」「事務手数料」など。
これらはオンライン家庭教師の会社が独自に設定している”不明な費用項目”になるので、よほどそのオンライン家庭教師の内容が気に入っているなどでなければ選ばないほうがおすすめです。
ほかにも不明な費用項目というのは会社によっていろいろ名目がありますが、いかにも必要そうに書かれていても決して鵜呑みにしないで「どんな費用なのか?」についてしっかりと考えてみることが重要です。
オンライン家庭教師の料金相場
オンライン家庭教師の料金相場というのは、月4回の受講で「1万円前後」です。
これとは別に入会金が必要になりますが、月謝がこの料金よりもはるかに高い場合はあまりおすすめとはいえないオンライン家庭教師です。
もちろん受講時間によっても受講料は異なってくるので、できれば「10分あたりの単価」を計算してオンライン家庭教師を比較してみると明確な受講料が見えてきます。
この料金相場というのは健常児・発達障害いずれの小中学生でも変わりませんので、もし発達障害だからと特別料金が発生するようなオンライン家庭教師は選ぶべきではありません。
適正な費用で私がおすすめのオンライン家庭教師
私もこれまでに、正しい費用で運営されるオンライン家庭教師を探ってきました。
たくさんあるオンライン家庭教師(トライ、メガスタ、アカデミー、エイドネット、ファースト、ランナーなど)の中から、とくに適正な費用で発達障害の小中学生におすすめと感じた会社が3つ。
正しい費用で安心して利用でき、さらに発達障害の小中学生にしっかり対応しているオンライン家庭教師3つについて詳しくご紹介しています。ぜひこちらを参考までに。

まとめ
今回は「オンライン家庭教師の費用」にスポットを当てて、これまで探ってきた知識をもとに選ぶときの見抜きかた、適切な費用で運営されるオンライン家庭教師をご紹介しました。
実際にオンライン家庭教師を探ってみるとわかると思いますが、本当に設定される費用はさまざま。
できる限り「入会金&受講料」のみで運営され、さらに発達障害について良く理解しようとするオンライン家庭教師を選ぶことをおすすめします。