こんにちは、発達障害の小中学生と関わりのあるtanaです。
今回は発達障害の小中学生にとって、とくに超重要なポイントとなる「オンライン家庭教師の選び方」について詳しくお話しします。
初めにいっておきますが、オンライン家庭教師は正直いってピンキリです。
なぜなら一定の基準がなく、会社ごとで独自のスタイルだから。
オンライン家庭教師をすでに探ってこられていれば、会社ごとの優劣差について良くおわかりではないでしょうか。
したがって、私たち自身で「優良なオンライン家庭教師」をしっかりと見極める必要があるので、ここで選び方のポイントとなる部分をシェアしようと思います。
Contents
発達障害に理解がある(その姿勢がある)
オンライン家庭教師を運営する会社はたくさんありますが、まずは「発達障害の理解」に強い姿勢を見せていることが選び方の重要なポイントです。
発達障害に対して理解を示そうとするオンライン家庭教師は、もれなくウェブサイトなどで意志表示されているもの。したがって発達障害についての対応策などが、しっかり掲載されていることが重要です。
オンライン家庭教師のほとんどは、発達障害があると断られます。
断られる大きな理由は発達障害に対応できるシステムが構築されていないためで、オンラインを通してどのように指導を行えばいいのかノウハウをもっていないため。
発達障害に理解があることで受け入れてもらえ、さらに障害の症状などに適した指導を受けることが期待できます。
1カメラの機材システムである
オンライン家庭教師には2つの機材パターン(1カメラ、2カメラ)があり、発達障害のある小中学生向けに選ぶべきは「1カメラシステム」になります。
- 1カメラシステム‥ウェブカメラのみでオンライン授業が行われる。
- 2カメラシステム‥ウェブカメラ&手元カメラでオンライン授業が行われる。
発達障害児に限らず健常児にもいえますが、カメラの数は少ないほうが勉強をしやすくなります。
2カメラシステムで使用する手元カメラというのはお互い教材などを映しだす役割をし、きちんと映っているかを気にしながらオンライン授業を受けることになります。
とくに発達障害があることで面倒な装備というのは勉強を嫌いになってしまう可能性もあるため、できればオンライン家庭教師は「1カメラシステム」の機材で運営されている方が好ましくなります。
参考:発達障害にぴったりなオンライン家庭教師の「使用機材」について
講師が発達障害について知識をもっている
オンライン家庭教師をくまなく探っていると「発達障害可」と表示してあっても、実際に講師がその知識をもっておらず適切な指導を受けられない場合があります。
つまり「根拠のない表現」によって少しでも多くの生徒を受け入れる、いってみれば儲け主義の悪質なオンライン家庭教師。このようなオンライン家庭教師は選ぶべきではありません。
もし発達障害可と表現してあっても具体的にどのような知識や資格をもって指導を行うのか、について具体的な回答を聞いてみるのが賢明な手段です。
このようにオンライン家庭教師の運営会社が受け入れ可能といっていた場合でも、私達のほうからより詳しく話を聞いてみることが選び方の重要なポイントになります。
参考:発達障害向けオンライン家庭教師で「最適な講師」といえる3つの条件
これまでに発達障害の受け入れ実績がある
実際に、これまで発達障害の小中学生を「受け入れた実績」があることも選び方のポイントになります。
これは電話確認などで聞いてみるのが最も早く、具体的な事例を挙げてもらい詳しい指導内容を聞いてみるなどによって信頼度をチェックすることができます。
過去に発達障害の子供を受け入れて指導を行っていれば、かなり詳しく細かな指導内容などを教えてくれるので徹底的に話を聞いてみることがポイント。
受け入れ実績のないオンライン家庭教師である場合は「取って付けたような話」にしかならないので、発達障害をよく知る私たちのほうが率先して聴取することがおすすめです。
適正な料金体系である
オンライン家庭教師の料金体系というのはかなりいい加減で、会社によって独自の費用科目などが設定されているので選ぶときには十分注意する必要があります。
オンライン家庭教師の料金というのは、基本的に「入会金&受講料」の2つです。
参考:オンライン家庭教師は費用に要注意!正しく見抜く4つのポイント
オンライン授業の使用テキストというのは自宅にある教科書や参考書など原則無料で、新たに教材購入をする必要はまったくありません。(昔から家庭教師はこのスタイルです)
しかし教材を購入しなければオンライン授業を受けられないなど独自の費用設定を行っている場合もあり、また不明な費用項目が設定されているといった悪質なオンライン家庭教師もあります。
子供への学習とは直接的に関係のない部分ではありますが、損しないためにもこのオンライン家庭教師の費用についてもしっかりとチェックをして選ぶことが大切です。
以上が、オンライン家庭教師の失敗しない選び方になります。
✅ こちらも参考までに。

まとめ
今回は、発達障害の小中学生にむけた「オンライン家庭教師の選び方」を紹介しました。ここでお話しした内容を実践することで、失敗確率の大幅な低減につながると思います。
発達障害の小中学生にとって、オンライン家庭教師はとても便利なスタイルです。
学習塾のように通塾の必要もなく、しかも自粛生活にとっても安全安心といえる最適な家庭学習方法。
この自粛といったご時世もあってオンライン家庭教師は大人気となっていますが、どの会社でも闇雲に選べばいいというわけではないのでくれぐれもご注意ください。
今回の内容をぜひ参考になさって、失敗しないオンライン家庭教師選びとしてお役立てください。